もう迷わない!企業価値を高めるロゴ制作の進めかた

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お任せください。創ること全て。茨城県水戸市にある、みちのりの布施ゆきのりです。
新しいサービスをリリースする、新しい会社を立ち上げる。
ロゴが必要になる場面って、結構ありますよね。
そんな時には、ロゴはどうやって作るべきなのでしょうか。

自社やそのサービスを的確に表現し、長く使えるロゴを作る大切さを伝えることにしています。

「とにかくカッコイイロゴを作ってください!」
そんな風に私に祈るように、ロゴ制作を依頼したクライアントがいらっしゃいました。
サービス立ち上げ時にはロゴマークは後回しにされがちで、制作期間は短いことがほとんど。
そんな事情を知りつつも、自社やそのサービスを的確に表現し、長く使えるロゴを作る大切さをクライアントに伝えることにしています。
この記事では「ロゴデザインを依頼するときに、発注者が考えておきたいこと」をまとめました。
読んでいただくことで魅力的なロゴができる可能性がグッと高まると思います。

|ロゴにはターゲットの心に残るストーリーを込める

ロゴマークは企業やサービスの顔。
パッと見て印象に残るものであるのと同時に「このロゴの形にはこんな意味があって…」と
ロゴがきっかけで会話が生まれます。そんなロゴを目指したいものです。

ロゴマークは企業やサービスの顔。
パッと見て印象に残るものであるのと同時に「このロゴの形にはこんな意味があって…」と
ロゴがきっかけで会話が生まれます。そんなロゴを目指したいものです。
良いロゴはまず視覚に訴える。そして意味を知って納得し心に残る。
あなたの会社やそのサービスならではのストーリーが込められることで、ロゴに対して、あなたの会社に対しての好感度が上がり、関心が高まっていきます。

|安直なアイコンはNG。オリジナリティあるデザインに研ぎ澄ます

自分たちならではの特徴的なモチーフやシンボルを考えて
独自性の高いデザインのロゴをつくる必要性がここにあります。

例えば、美容室のロゴにはハサミのモチーフが使われることが多いですよね。

「ハサミ=美容室」という共通認識があるからなのですが、街中に何件か美容室があるとしたらどうでしょうか。
他の美容室との差別化にはなりにくいですよね。
自分たちならではの特徴的なモチーフやシンボルを考えて、独自性の高いデザインのロゴをつくる必要性がここにあります。
美容室の例で言えばハサミのモチーフに自分たちならではのアイデンティティを表現する何かを加えることで、オリジナリティのあるデザインにしていきます。
例えば、速さを売りにしていれば時計のアイコンを入れるとか…。

|知っておきたいロゴマークとロゴタイプの違い

ロゴには「ロゴマーク(シンボルマーク+ロゴタイプ)」と「ロゴタイプ」のみのスタイルがあります。ロゴマークは遠くからもパッとわかるなど、読むことよりも見ることを重視する場合に有効です。
ロゴタイプの場合は、店名を覚えて欲しいなど見ることよりも読むことを重視する場合に有効です。AppleやNIKEなど、シンボルマークだけで展開するケースもありますがこの戦略は「ブランドが広く浸透していて、マークが周知のデザインである場合」においてのみ有効です。
一般的にはこれを行うと認知されない危険性があるので、注意が必要です!

|ロゴはいろいろな場所で使われる

名刺に使う小さなものから、Webサイトに表示してスマホやPC画面で閲覧される場合まで。
ロゴは様々なシーンで使われる可能性があるので
ある程度小さなサイズでもしっかりと判別できるものでなければいけません。

ロゴを使う場面を考えてみましょう。
名刺に使う小さなものから、Webサイトに表示してスマホやPC画面で閲覧される場合まで。
ロゴは様々なシーンで使われる可能性があるので、ある程度小さなサイズでもしっかりと判別できるものでなければいけません。
大きさだけでなく、色も視認性を左右する要素。
世の中のロゴは、単色であれば一番多い色は青で、次に赤、緑と続きます。
例えば黄色のロゴはこれらに比べるととても少ないんです。
白地にイエローとなると可視性が悪くなることが理由のひとつと言えるでしょう。
また、カラーとは別にモノクロで印刷されたときも、はっきり鮮明に見えるようにする必要があります。
いろいろな場面で使うことを想定し、ツール展開をした場合のイメージもロゴ作成のときに合わせて検討することをお勧めします。

|既存のロゴをたくさん見て学ぶことも大事

自社のロゴイメージはできましたか?
世の中にはアイデアにあふれたロゴがたくさん存在していて、それらを眺めるだけでも勉強になります。
制作担当者とイメージを共有するときにも、言葉だけでなくビジュアルのイメージも一緒に伝えると話が早いんですよ。
ロゴストックのロゴ一覧もおすすめです。
また、ある程度デザインが出来てきた段階で、類似したロゴがないかを調べるときにも役立ちます。